PVDFは、優れた耐薬品性・耐候性・耐紫外線性を持つ高性能フッ素樹脂です。一方で、撥水性が高く印刷・接着・コーティングが難しいという課題があります。
当社の大気圧低温プラズマ処理により、PVDF表面に極性官能基を導入し、濡れ性と接着性を大幅に改善。これにより、医療用フィルターや電池部材など高機能分野での安定した加工が可能になります。

本事例では、プラズマ処理による表面自由エネルギーの上昇や水接触角の低下を確認。従来困難だった水性コーティングや精密接着が実現し、製品の品質向上と歩留まり改善に寄与する結果が得られました。

PVDFやその他フッ素樹脂の濡れ性・接着性改善に関するご相談や受託実験のご依頼も承っています。お気軽にお問い合わせください。

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